2017.10.11 00:08明治1 統帥権の独立戦前期日本の陸海軍について,下記の問いに答えなさい。120字以内一橋大問1 陸海軍のあり方を支えた制度の一つに「統帥権の独立」があった。この「統帥権の独立」について,参謀総長・軍令部長(1933年以降は軍令部総長)の果たす役割にも言及しながら,具体的に説明しなさい。 (120字以内)
2017.10.10 23:34大正5 ワシントン会議で形成された国際秩序はどのようなものか!120字以内字数制限があるので対象は、日本・アメリカ・イギリスに絞る。四カ国条約・九カ国条約・ロンドン海軍軍縮条約など個別の説明はいらない。本質を見抜いて書く。日本・アメリカ・イギリスの国際協調を軸とし、海軍軍縮を進めるとともに、列国がもつ植民地を相互に尊重し合うことで東アジア・太平洋地域での新しい国際秩序が形成された。中国のナショナリズ...
2017.10.10 23:15大正4 ワシントン体制はどのような国際情勢のもとで形成されたか!ワシントン体制とは、1920年代ワシントン会議によって成立した東アジア・太平洋地域の国際秩序であり、第一次世界大戦によって生まれた新たな国際情勢に対応して形成された。すなわち国際政治・経済におけるイギリスの地位の低下、ヨーロッパ諸国に大量の物資と資金を提供したアメリカの台頭、日本の中国での権益強化、それにともなう中国の民族主義の台頭、そし...
2017.10.10 12:18大正3 国体明徴声明で天皇機関説が否認されたことの影響1930年代半ば、陸軍皇道派などによって、美濃部達吉の天皇機関説を排撃する運動が展開するなか、その圧力に屈した岡田啓介内閣が天皇機関説を否定する声明を発した。それが国体明徴声明である。設問の狙いは、その影響である。何と言っても、政党内閣の慣行を支える理論的な基礎が失われたことである。以後、自由主義的な言論・思想に対する統制が強化されていく...
2017.10.10 03:49天皇機関説と学問・高等教育2014一橋大問1 憲法論争に触れながら、天皇機関説を説明する。教科書の該当箇所を見つけメモする天皇機関説統治権の主体を国家とする天皇は国家が統治権を行使する際の最高機関と解釈↓憲法論争上杉慎吉、天皇主権説に立つ統治権は天皇に帰属天皇の権限=神権的な無制限なもの【解答例】天皇機関説は、国家法人説に基づき統治権の主体を国家とみなし、天皇は国家の最高機関で...
2017.10.07 05:4147 ワシントン会議で形成された国際秩序はどのようなものか!アメリカの主導により形成された、日本・アメリカ・イギリスの協調を軸とし、海軍軍縮を進めるとともに列国の植民地・権益を相互に保障しあうことで東アジア・太平洋地域での安定した国際秩序が形成された。